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あたりまえの日常

昨日は雨だったので、作業がはかどらなかった。

焼け跡の始末は業者の人にお願いすることになった。

パワーシャベルなどの大型車が入るのに庭の柿の木が邪魔なので切らなければならなくなった。

義父は、その柿の木に思い入れがあるようで「できることなら切らずにおいてやってくらんしょ」と業者の人に頼んでおられた。

でも結局切ることになった。なんとも切なかった。

出火した時は、義父も義母もすぐ近くの畑で農作業中だった。

しかし竹やぶで家の様子が見えなくなっていた。

近所の人に「あんたとこ煙出てるよ。行ってこらんしょ」と教えられて、あわてて行った時はもう火の海だったとのこと。

火のまわりがあまりにも早すぎた。

家の前にあった温室のビニールハウスが無事だったのでそこが休憩所になっていて、作業している方々のお茶や食事の用意をしている。

最初の2、3日は慌しかったが今は見舞いに訪れる人も少なくなってきた。

今はなるべく当日のことにはふれず、これからのことを考えて、家族はみんな、とくに明るくも暗くもなく普通にしている。

人間どのような状況にあっても、生きている限り、日常というのものは、淡々と続いていくものなのだなあ。

あたりまえのことなのだろうけれど。

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Posted by sssko : 09:38 | Page Top ▲